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| 全米興行成績第一位! |
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1999.05.12
おかげさまをもちまして、アクセス件数がいつの間にやら4000件をこえまして。これもひとえに、わたしの努力の賜物です。 いやもちろん冗談。こんなつまんないところに遊びに来てくれるみなさんには、感謝しております。誰も来てくれなかったら、こんな文章書いてもしょうがないしね。って、ホントに誰も読んでなかったらどうしよう。 それはそれとして、じつはわたしは、この「アクセス・カウンタ」って奴を、あまり信用してない。 わたしが使っている奴は、プロバイダが用意してくれている奴で、再読込や同じページの行ったり来たりでは、カウントアップしないようになってるのだが、世の中には、そうでないアクセス・カウンタもあるわけだ。何度も再読込すれば、それだけカウントアップしちゃうカウンタを、メニューのページにつけておけば、メニューのページに戻るたびにアクセス件数が増えるわけで、こうなるともう、何のためのアクセス・カウンタなのか、わからなくなってくる。 だからって、そういうページを否定するつもりは、全然ありませんけどネ。 ただ、同じような「お客さんの数」を計る尺度として、映画の興行成績というのがある。興行成績何億円! とかいうあれである。これがわたしには信用できない。 これは、単位を見れば誰でもわかると思うが、純利か粗利かは知らないが、収益金なわけである。純粋に「何人の人が見たか」ではなく、「いくら儲けたか」になっているのだ。 まあ、好意的にみれば、大勢の人が見たのだから、それだけ儲けもあったんだ、ということになるのだろうが、ここで疑問がわいてくる。 それは映画の値段である。 平成十一年の今日このごろ、おおむね、大人一人1800円。大作になると、2000円になったりする。 なぜ大作になると高くなるかというと、大作(つまり時間が長い作品)は、それだけ一日に上映できる回数が少なくなってしまうからなのだ。一回に入場できるお客さんの数は、いくら詰め込もうとも上限がある。上映できる回数が少なくなるということは、一日に入場できるお客さんの数が減るわけだから、それだけ儲けも少なくなる。そこで、一回の入場料を高くするのである。 たとえば、仮に「ポケット・モンスター」と「タイタニック」が同じ興行収入だったととしよう。いや、実際にそんなことはないけどね。明らかに「ポケット・モンスター」の方が、見た人の人数は多くなる。なぜだかは、おわかりだろう。一方は、子供がメインなので、一人分の入場料もそれだけ安い。つまり、同じ興行収入を得たということは、それだけ多くの客が集まった、ということになるのだ。単純にいえば、「タイタニック」を一人が見る値段で、「ポケモン」はメインになる客層なら二人見ることができるのである。もちろん、「ポケモン」は保護者も一緒に見たりするわけだから、単純に倍にしてしまうわけにはいかない。 仮に、2000億円の収入があった映画があるとする。その映画を見た人が何人いるかは、入場料で割ればいいのだが、これがむずかしい。なにしろ、見た人全員が大人だとは限らないから、単純に1800だの2000だので割ってしまうわけにはいかないのだ。 そこで結局、一番わかりやすい「儲けはいくら」で優劣を決めてしまうわけだ。 だが、こういった違いの出てくる単位を基準にして、同じ土俵で比べるのは、間違いではないだろうか? 誰も疑問に思っていないのだろうか? だからといって、わたしにいいアイデアがあるわけではない。もしあなたがいい知恵を持っていたら、映画業界にその知恵を売りつければ、一儲けできるかもしれない。 |
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