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| ブロードバンド時代 |
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2002.01.15
ブロードバンドって、どんなジャンルの音楽を演奏するバンドだ? などと、オヤジ第三段階級のギャグをかましてはいけない。ブロードというのは、ジャズやロックのような音楽のジャンルのことではない。もちろん、ヘアバンドやブックバンドのように、物や身体を締め付ける帯のことでもない。 そんなことは、みなさんすでにご承知だろうと思うのだが、じゃあブロードバンドってなんなんだ、と聞かれても、ちゃんと答えられない人だって、きっといるに違いない。なにしろ数多い読者の中には、「IT」が何なのか知らなかった人もいたことだし。 もちろんわたしは「常識なんだから、そのぐらい知っておけ」などというつもりはない。ご存知のように、常識というのは生まれや育ちも含めた、いろいろな環境によって大きく変わるものなのだから。だから、成人式に出席して大騒ぎするのだって、たぶん彼らなりの常識なのだろう。 いや、話しがそれた。今回はブロードバンドがテーマ。 ブロードバンドが何なのか、正確に知りたいという人は、どこかよそで調べていただきたい。広いインターネットの世界なら、きっとどこかで誰かがちゃんと説明してくれているはずだ。で、調べた結果、正確な意味がわかった方は、わたしに教えていただきたい。 そう、ここでわたしがちゃんと説明をしないのは、説明の手間を省こうとか、意地悪をしようとかいった理由ではないのである。わたしも正確なところはよく知らないのだ。だいたい「ブロード・バンド」と区切って書くのが正しいのか「ブロードバンド」とつなげて書くのが正しいのかすらもわからない。それ以前にこれがちゃんとした英語なのか、それとも和製英語なのかもわかっていない。だから、どなたか正確なところをご存知の方、是非ご一報いただきたい。 一応英語の辞書で調べてみたのだが、「ブロードバンド」とひと繋がりになる単語はなさそうだった。もっとも、IT関連の単語は新造語が多いので、ちょっと古い辞書には載っていなかったりするから、これだけで判断を下してしまうのは間違いかもしれない。 「ブロード」と「バンド」で分けて探すと、それっぽいのは「braod」「band」だろう。「ブロード」の方は「幅の広い、広大な」といった意味がメインにある。「band」には「周波(数)帯、帯域」という意味もあるので、まあたぶんそんな感じの意味なのだろう、となんとなく理解したような気になっておくことにしよう。 ちなみに、よく見ると「ブロード」の方には「下卑た」とか「売春婦」なんてぇ意味もあるようだし、「バンド」の方にも俗語として「女」という意味があるようで、それでいくと「ブロードバンド」っては実はHな意味だったのか、と考えることもできちゃったりして、IT用語もすみに置けない。 このブロードバンドが有名になった理由のひとつに、ADSLというのがある。このADSLが何か、ということもどこかよそで調べていただきたい。ADSLがどんなサービスで、どういう理屈になっているのかぐらいはわたしも知っているが「ADSL」が何の略なのかは知らない。まあ、「ブロードバンド」にしろ「ADSL」にしろ、調べればすぐにわかるようなことに限って、調べる気にならない、というのは世の中の常識なのだが。 さて、このADSLというサービスは、非常にありがたいサービスなのだが、残念ながら申し込んで料金さえ払えば、誰でも受けられるサービスではない。中継局からサービスを受けようとする人の家までが、ある一定の距離内になければならないのだ。それを超えてしまうと、このサービスは受けられない。つまり、このサービスは受けられる人と受けられない人が存在する、ということである。 ここで疑問が湧いてくる。 同じ基本料金を払っているのにもかかわらず、そのサービスを受けることが出来る人とできない人がいるとしたら、これは明らかに不当な差別というものではないだろうか。たしかに、いろいろと事情があるのはわかっている。だから、誰でもADSLを使えるようにしろ、などと言うつもりはない。せめて、ADSLを使えない人には、基本料金を半額にするとか、テレホーダイの時間をもっと延長するとかの対応があっても良いのではないか、と思うのだが、いかがなもんだろう。 もちろん、わたしがここでこんなことを言い出すのは、うちがNTTの中継局から離れすぎていて、ADSLを使えないからに他ならない。そうでなかったら、たぶん文句なんぞ言わない。 ここをNTTの関係者が見ていて、「そりゃ確かにそうだ」と気づき、早期改善をしてくれることを願っている。 まあ、どうせ無理だろうとは思うが。 |
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