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2002.10.02
日記をつける習慣がないので、いつのことだったのかはっきりしないのだが、おそらく五年以上前、十年はたっていないと思う。もしかするともう少し前だったかもしれないし、あとだったかもしれない。かなり前から時間の観念がいいかげんになってきていて、ある出来事が一週間前に起きた事なのか一ヶ月前に起きた事なのかもわからなくなることが多くなっている。そういうことをいうとボケの始まりだろう、と突っ込まれそうだが、それを否定する自信もない。まあ、はっきり覚えていないのだから、いつ頃のことだったのかはこの際どうでもいい。 本で読んだのかテレビで見たのか、それとも誰かに聞いたことなのかも覚えていない。ニュースソースがはっきりしないということは、ひょっとすると外から入ってきた情報ではなく、わたしの頭の中から生まれた発想、という可能性も若干残しつつ、実際にはやっぱりボケなんじゃないか、という心配もある。まあ、覚えていないものはしょうがない。 で、何の話しだっけ? ああ、そうそう。 今ではたぶん誰でも知っていることだろうと思うのだが、人間の脳には右脳と左脳というのがあるという。実際には物理的に右と左にはっきり分かれているわけではないという噂もあるのだが、本に載っている絵なんぞを見ると、どうも左右にきちんと分かれているように見える。幸か不幸かわたしは脳の実物という奴を見た事がないので、本当はどっちなのか、わたしは知らない。知りたいとも思わない。どうしても詳しく知りたいという方は勝手にどこかで調べていただきたい。もちろん、調べた結果はわたしにも教えていただきたい。わざわざ調べてまで知りたいとは思わないが、誰かが教えてくれるなら知りたい、という程度には、わたしだって知りたいのだ。 で、この右脳と左脳という奴には、それぞれ役目があるのだそうだ。 まず単純な身体の機能の制御。右半身と左半身の制御を右脳と左脳が別々にやっているのだそうだが、やっかいなことに神経繊維とかいうやつが、どこやらでクロスしているのだそうで、右半身の制御を左脳が、左半身の制御を右脳がやることになっているのだという。なんでそんなことになっているのかは、わたしは知らない。知りたいとも思わない。どうしても詳しく知りたいという方は…… つまり、右利きの人は左脳をよく使い、左利きの人は右脳をよく使うことになるわけだ。 右脳と左脳には他にも機能があって、読む、書く、話す、聞く、といった言葉に関することや、論理的なこと、数学的なことは、左脳が司っており、物の形や音の認識、つまりパターン認識や空間的な認識は右脳が司っているという。つまり、直感的なひらめきなんぞは、右脳の領分ということだ。 で、この理屈から、次の論理が成り立つという。つまり、右脳が発達している方がひらめきなんぞは多い。左利きの人の方が右脳は発達している。したがって、左利きの人の方がひらめきが多い、ということ。 場合によっては「左利きの方が頭が良い」ってな勘違いをしている人もいるようだが、実際にはそういう飛躍した結論にはならない。頭が良いというのは、右脳と左脳がバランス良く発達している状態のことで、右脳だけが極端に発達していても、それは頭が良いことにはならないし、そもそも左利きだからといって右脳が発達しているとは言いきれない分部もあるのだそうだ。 それにしても、今の学校教育では、左脳を鍛えるのが中心になっていて、右脳があまり鍛えられていないらしい。 で、自分の実際に脳が右利きか左利きかを確かめる簡単な方法としては、腕を組んでみる、指を組んでみる、カメラのファインダーを覗いてみる、どちらの耳に電話の受話器をあてるか、などというのがあるそうだ。 腕や指を組んだ場合、上になった方の腕と反対の脳が利き脳、ファインダーや電話の場合ももちろん、使用した目や耳とは逆の脳が利き脳ということになるのだそうだ。 ちなみにわたしの場合、腕を組んだ場合は左腕が上になるが、指を組んだ場合は右が上になる。ファインダーは右目で覗くが、電話は左耳で聞く。これはいったいどういうことになるのだろうか? ひょっとして、右脳と左脳のバランスが良い、ということか? つまりわたしは頭が良いということか? いや、そうではないということははっきりしている。頭が良いというのは、右脳と左脳がバランス良く「発達して」いなければいけないのだ。わたしの場合は、右脳と左脳がバランス良く「退化している」と思われるフシがある。 まあ、あんまり退化しちゃっても困るので、かなり前から右脳を鍛える努力をしているのだが、最近その成果が現れはじめたようだ。 つづく。 |
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