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[ エッセイのようなモノ ]
疑問?

2005.05.31

 この前エッセイのようなモノを更新したのは、いつのことだったっけ? あんまりよく覚えてないんだけど、それほど遠い昔ってことはないよね? それも、いつもと雰囲気を変えたような気がするんだけど、覚えてる? 読んだ人は、どう感じたのかな?  
 実は今回も、少しだけ雰囲気を変えてみようかな、なんて思ったんだけど、ここまで読んでどんな感じかな? ここまで読んで、何をどう「少しだけ変えて」いるのか、わからない人はいるのかな? そんな人はいないよね? タイトル見たってわかるよね?  
 これに何の意味があるのかって? それをわたしに聞く? そんなことわたしに聞かれても困ることぐらい、わかるでしょ? 聞いたところで返事が返ってこないことも、知ってるよね? だいたい、そんなこと聞く人は、ここの読者にはいないと思うんだけど、そんなことない? そもそも、わたしが何か意味を考えながら、この「エッセイのようなモノ」を書いてるなんて、本気で思ってる人自体、存在しないよね?  
 でももしかしたら、ここまで読んでもまだ、何がどういつもと違うのかわからない、なんて人もいるのかな? そういう人のためには、やっぱりちゃんと説明した方がいいのかな?  
 ということで、今回は前編疑問形の文章でお送りしちゃおうかな? なんて思ったってこと、わかってくれた? わかってくれたよね? しかし、原稿用紙五枚分、全部疑問形の文章で書いてみよう、なんて、なんで思っちゃったんだろう?  
 最初に考えたのは、全編否定形の文章を書いてみよう、ってことだったような気がするんだけど、ひょっとしたらそうじゃなかったかな? それがなんで、全編疑問形の文章、ってことになっちゃたんだろう? こっちの方が面白く感じたからかな? どっちが面白いかなんて、やってみなきゃわからないのにね? もしかしたら、「全編否定形」もそのうちやるかもしれないけど、誰も期待はしてないよね? だって、全編否定形は、全編疑問形よりも、ずっと難しいかもしれないでしょ? そうなったら、絶対やらないと思うでしょ? そもそも、この全編疑問形の文章だって、何で無理してまで書いてるんだろう? 誰か教えてくれない? って、書いてるわたしにわからないんだから、読んでる人によわかるわけないってか?  
 全編否定形の文章を書こうとした場合、実は、最後を全部「〜じゃない」にすれば、とりあえずそれっぽく見えるってことはわかるよね? もちろん、それだけじゃ、文章としておかしくなっちゃう場合がある、ってこともわかってるよね? でも、よく見ると、その後ろにクエスチョンマークを入れるだけで、疑問形になっちゃうってことには、気が付いた? 誰でも気が付くか?  
 まあ、わたしは気が付いちゃった時点で、全編疑問形にしてみようかな、なんて思っちゃったのかな? とりあえず、文末は全て読点の代わりにクエスチョンマークで終わらせてみようかな、なんて?  
 正直言ってこの書き方、すっごく大変なんだ、ってことぐらい、漠然と読んでる人にもわかるよね? 普通の人はこんなことやろうなんて、考えないのかな? 仮にやろと思っても、普通はやっぱりやらないのかな? 過去に、こういう文章書いた人って、どれぐらいいるんだろう? まあ一人ぐらいはいるだろうけど、わたしは読んだことないんじゃないかな?  
 こんなことやろうと思うなんて、わたしはやっぱり変なのかな? まあ、変でもいいよね? 面白ければいいよね? でもこれ、ホントに面白いのかなぁ? ひょっとしたら、苦労の割にはちっとも面白くないのかな? だから今まで誰もやらなかったのかな? そもそも、面白いかどうか以前に、すごく読みにくかったりして?  
 それにしても、この書き方、ホントに疲れるってこと、わかってくれてる? わかってくれてる人は、どれぐらいいるのかな? もしかしたら、誰もわかってくれてなかったりして?  
 気をつけてないと、疑問形じゃなくなっちゃうし、無理やり疑問形にしようとすると、文章がおかしくなっちゃうことも、あるでしょ? あるよね? そうなると、言いたいことがうまく言えなかったり、言いたいことを言うのをあきらめなきゃいけない、なんてこともあるってこと、想像つく? つくよね?  
 中には「ホントにこれ疑問形か?」なんて、突っ込み入れたくなるような文章も、いくつかあるかな? まあ、そんな硬いこと言わないよね? どうせ、誰も真剣になんて読んでないよね? とかいって、書いてるわたしが一番真剣じゃなかったりするのかな?  
 ということで、全編疑問形の文章を書いてみたけど、どうだった?  



2005.06.01(追記)

 書いてるときは、面白いかもしれない、と思ったんだが、今読んでみると、ちっとも面白くないな、この文章。  
 しかも、今頃気がついたんだが、以前書いた「ヒッチハイク」という小説と文体が似ている気がする。  
 ううむ。難しい。  



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