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[ 小説のようなモノの書き方 ]
内容を小説っぽくする
登場人物の作り方(その2)


 登場人物の作り方には、もうひとつ方法があります。  
 自分を含めた自分のまわりの実在の人物を、小説のようなモノの登場人物にしてしまう、という手です。  
 べつに、性格をそのまま利用する必要はありません。名前だけ使わせてもらうとか、性格の一部を誇張するとか、いくらでも手はあります。  
 ただ、この手を使う場合、気をつけなければいけないのは、ヘタをすると名誉毀損で訴えられる可能性が、なくもない、という点です。まあ、誰にも見せないで、自分一人で楽しむ分には、多分大丈夫でしょうけど。  
 で、このやり方のいい点は、自分を主人公にして、好き放題ができるってことです。嫌いな奴を殺そうが、好きな相手と結ばれようが、すべて作者であるあなたの思いのままです。しかも、自分の性格を自分の理想通りにしてしまうこともできます。性格だけでなく、外見だって、タダで整形手術できるようなもんですから。  
 名前だけ自分の名前を使って、あとは自分の理想を主人公にして....  
 気をつけないと、書いてる自分が暗い性格になりますので、注意してください。  


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