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推敲 |
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1999.05.10
で、まず推敲それをいつやるか、ということです。 通常は、作品を書き上げてからやることになっています。長い作品の場合、とりあえず一章毎にやるとか。ある程度の区切りでやる。 場合もあるでしょう。 大長編を、一晩で一気に書き上げるような場合は別にして(って、プロだってそんなことはしませんが)、普通は一日に書ける枚数なんて、たかが知れてます。一日に原稿用紙で何枚書けるかは別にして、ド素人の場合は、原稿用紙十枚分ほどたまったら、とりあえずそこまでのなかみをチェックしてみた方がいいでしょう。 何か大きな間違いに気づかずに、一気に百枚書いてしまってから、あとで修正する、というのは、結構しんどいものです。誤字や誤変換のように、ワープロの一括変換機能を使って、簡単に修正できるものもあるかもしれませんが、考えながらやらなければならないミスの場合、後になってからでは手遅れになることもありますから。 少し慣れてきたら、チェックをする枚数を大目にしてもいいでしょう。 ただし。気をつけなければいけないのは、あまり短いスパンでチェックをしてはいけない、ということ。 原稿用紙一、二枚毎に、前に戻って細かいチェックをしていては、先に進めなくなってしまいます。できれば、最低でも五枚ぐらい溜まってから、始めるようにしてください。 あんまり過去ばかり振り返るのは、やめましょうよ(笑) チェックする項目としては、基本的には「見た目を小説っぽくする」や「文章を小説っぽくする」を見ていただいて、そこに書いてあることに注意していただければ、まあなんとかなるでしょう。 ただ、それ以外にもいくつかありますので、以降の各項で少し紹介しておきましょう。 次に、どうやるか。 どうやるか、って、書いたモノを読み返しゃあいいんですけどね。ただ、単純に楽しんで読み返しちゃいけないのは、おわかりいただけると思います。 注意するべき項目は、いろいろあるわけですが、ただ単純に読み返すだけでは、気をつけなければならない点に、気がつかない可能性もあるわけです。 よくいわれるのが、紙に印刷して、それを使え、ということでしょう。たしかに、ワープロの画面で、横書き表示されている文章を読むよりも、紙に縦書きで印刷されている文章を読んだほうが、誤りには気づきやすいようですから、その方法が一番のおすすめです。ただ、ペーパーレスとか、エコロジーの観点から、紙を無駄に使いたくない、という考え方の人もいらっしゃると思います。そういう場合は、ワープロの表示を縦書きにして、できるだけ原稿用紙や、印刷された本のイメージに近い状態でやるようにしてみてください。 横書きの文章を読んでいたときには気づかなかった誤りに、結構気づくことがありますから。 それから、これは絶対に、ということではないのですが、できれば、推敲前の原稿と推敲後の原稿は、両方とも残すことをおすすめします。文章を書くことに、ある程度慣れている方ならば、気にする必要はないと思いますが、文章を書きなれていない人は、試行錯誤を繰り返すわけですから、前の文章が残っていた方が、勉強になります。 自分の成長の記録にも、なりますしね。 |
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