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映画「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」 監督:ピーター・ジャクソン 主演:ヴィゴ・モーテンセン |
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2003.04.14
かなり遅ればせながら、見てまいりました。でも、まだ結構混んでたなぁ。 まず文句を言っちゃうと、本編開始前の予告が長いこと長いこと。たぶん、十本ぐらいやったんじゃないかなぁ。そんなになかったかもしれないけど。で、一本に三分かけたとしても、全部で三十分という計算になります。見ていて「もういいよ」という気持ちになってしまいました。しかも、途中でスクリーンが横に広がったから、「よし、本編始まるぞ」と思ったら、その後にもまだ予告が二本ぐらいあって。 これはたぶん、本編の長さの問題でもあるのではないか、と思ってます。 本編も長い。長いから一日に上映できる回数が、たぶん一回少なくなるんですね。通常なら四回上映できるところが、三回しか上映できなくなる。とはいっても、少なくなった一回分を埋めるほど、本編が長いわけではない。となると、間を予告で埋めるて帳尻あわせするしかない、というようなことなんじゃないか、と思います。あってるかどうか知りませんが。 さて予告に対する文句はこれぐらいにして、本編に対する文句にいきましょうか(笑) 例によってわかりにくいです。 いや、原作を読んだことのある人にとってはそうでもないのかもしれませんし、最初から最後までずっと難解、というわけでもありません。基本的には、予習・復習してれば問題はないんでしょう(笑) わたしはとりあえず前作のビデオを借りて復習してましたから、それなりに流れはつかめたのですが、最初の方でいきなり「これはどこ? この人たちは誰?」という謎に包まれてしまいます。 まあこのあたりは、先にすすめばなんとなく理解できるようになりますが、特にわかりやすい説明をしてくれるわけではありませんから、半分は類推するしかありません。 それどころか、前作のラストをきちんと覚えていないと、始まった時点でいきなり混乱してしまいます。 ということで、とりあえず前回のおさらい。 前作のラストでは、もうこれ以上みんなに迷惑はかけられないと、一人で行動することにしたフロドに召使のサムが同行する一方、フロドに間違えられて悪者の手下にさらわれてしまったホビットの二人、その二人を助けるために彼らを追う三人、と仲間がみっつに分かれて動き出したところで、以下次号! 乞うご期待! となったのでした。 二作目は当然その続きから始まります。 ニューキャラというか、前作でもチラッとだけ姿を見せていたゴラムが、フロドと行動を共にするようになりますが、このゴラムが全編CGのくせにやけにリアルで。 そう、はっきりいって、映像のすばらしさは文句のつけようがありません。気になったのは、レゴラスが馬に下から回って飛び乗るシーン。あれは明らかにCGだと思うんだけど、もっとあっさり見せた方が効果があるんじゃないでしょうか? もちろんCGだけでなく、美しい景色を見るだけでも、かなり価値があるかもしれません。好みによってはそこだけがいい、という人もいそうだし、逆にあそこまで長く見せなくてもいいよ、という人もいそうですが。なんにしても、風景はとってもきれい。そういう意味では、なるべく大きなスクリーンで見た方が気持ちがいいのは言うまでもありません。 ただ、わたしの気のせいかもしれませんが、話しの展開上異なる場所のはずなのに「この山頂、さっきの場所を逆から撮っただけじゃないか?」と思える場所が一箇所ありまして。だからなにってことはないんですが(笑) あと気になった点は、戦闘シーンで相互の位置関係がわかりにくかったり、暗くて敵なのか味方なのかわからなかったり、それ以前に動きがさっぱりわからなかったり、というシーンがかなりあったこと。これはまあ、迫力を出すためにわざとやっているんだ、と好意的に解釈してあげましょうか。 最後に登場する加勢の軍隊も、途中のシーケンスの意味を理解してないと、突然現れたように見えちゃうし。夜明けに東からやってくる、の意味と目的も、見る人によっては気づいていないかもしれないし。 三時間という長さが気にならない内容ですが、三時間という長さでは足りない詰め込み方です。原作を読んでいないので、どの程度はしょってあるのかわかりませんが、たぶんかなり省略してるんじゃないでしょうか。このシリーズ、やっぱり三部作じゃなくて六部作ぐらいにした方がよかったのかも(笑) はまる人には最高の一作かもしれません。個人的な好みとしては、ファンタジーなんだから、戦闘シーンでもっと魔法を使ってもらいたいという気がしましたが。 |
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