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映画「恋愛寫眞」 監督:堤幸彦 主演:松田龍平/広末涼子 |
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2003.06.23
大丈夫か? このタイトル、他のパソコンでもちゃんと表示されるのか?(笑) うちと同じWindowsのパソコンだったらたぶん大丈夫だと思いますが、MacだのUNIXだのの人や、携帯端末で見てる人は、ちゃんと表示されているかどうかを、掲示板でもメールでも構いませんのでお知らせください。多分平気だと思いますが。この「寫眞」という字、普通に入力して変換してもまず出てきませんし、「寫」と「眞」に分けて入力しても、普通じゃ出てきません。だいたい、ルビがふってなかったらこのタイトル、たぶん読める人はほとんどいないでしょう。わたしも読めない。読めない方のために念のため。「レンアイシャシン」と読みます。なんでわざわざカタカナで書いたかというと、タイトルのルビがカタカナだからってだけの理由なんですが(笑) しかし、なんで「写真」だけ古い漢字にしてるんでしょうね。「恋」にだって「戀」という立派な字があるのに、どうして使ってあげなかったんでしょう。ちなみに「愛」の古い漢字ってわたしわからないんですが、ご存知の方ご一報ください。 さて、映画本来の話しが始まるまでに、かなりかかってしまいましたが(笑) はっきり言ってしまいましょう。この映画、できれば観てください。かなりお薦めです。 そりゃ確かに、「映画といえばアクションだろうが」とか「ホラーじゃない映画は映画じゃない」という人も中にはいるでしょうし、わたしのように「恋愛映画? 恋愛は見るもんじゃなくてするもんだ」という主義主張をお持ちの方もいるでしょうが、この映画はそんな主義主張の持ち主であるわたしが薦めちゃいます。観てください。たぶん劇場公開はそろそろ終わっちゃうんじゃないか、という感じの入りでしたが、すぐにビデオになるでしょう。劇場ででもビデオででも、是非観てください。たぶんわたしはビデオでも観ます。 わたしがこんなに誉めるの珍しいな(笑) 広末のファンなんだろう、という声が聞こえてきそうですが。残念ながら、ファンというほどのファンじゃありません。可愛いとは思うけど。数年前までは、それほど気にもしてなかったんですよ。数年前に、あるきっかけで「お、かわいいかも」と思いまして。 まあ、そんなことはどうでもいい。 是非観てください、とはいってもわたしのことですから、文句もつけます。というか、これがなかったらわたしの「感想文のようなモノ」じゃない、という意見もあるようで。 まず、冒頭のインタビューの会話。あれはいらないような気がします。あれが入ってると、多少先が見えちゃいます。まあ、見えてまずいわけじゃありませんが、見えない方が良いような気がしました。 それから、この映画のコピーで「死んだはずの彼女から手紙が届いた」というのがありますが、これも実は間違い。死んだと知らされるのは、手紙を受け取ったあとなんですから。こういう分部はちゃんとしてほしいなぁ。 あとは、この監督のことをある程度知っていないと、所々に出てくるギャグに意味があるんじゃないか、と考えてしまうのが欠点ですかねぇ。デーブ・スペクター1世の銅像なんかがいきなり出てくると、この監督の作品を今まで観たことがない人は、絶対に何かあるはずだ、と思っちゃいますから。 絶対になにかあるはずだ、といえば、広末が演じている静流(しずる)は、左手の甲にいつも何かメモしています。これが気になって、出てくるたびに読み取る努力をしたんですが、できませんでした。まあ、読み取る努力はしてもたぶん意味ないです。いや、わかればわかったでより面白いのかもしれませんが、読み取る必要はなかったんだ、ということがラスト近くでわかります。 あと、疑問といえば、一年以上も保管してくれるもんなのか? とか、一年以上たっててもこんなに綺麗なもんなのか? という疑問もあります。これはまあ、観た人にはわかってもらえると思いますが。 観た人ならわかる、といえば、あのシーンで静流が着ていたのは後から考えると喪服だったんだな、というのもあります。これは実は気づいたのはわたしじゃないんですが。 この映画、言いたいことはたくさんあります。マヨヌードルはホントはどうなんだ? とか、誰がやってもいいような役だけに、小池栄子がいい役もらったなとか、松田龍平と広末涼子、たまに顔が似てるなとか、この映画で使った写真の写真集出してもいいんじゃないか、とか。 実は、たくさんありすぎて書ききれません。細部がとっても面白いし、全体の作りも面白い。展開なんて、この先どうなるんだ、と何度も思わされます。こういう映画は、もっと人気が出てもいいと思うんだけどなぁ。 ホントにお薦め。 |
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