縦書きに見えるページの作り方

縦書きに見えるページの作り方
ここは縦横の区別はありません

基本的な考え方	単純な方法	変換が必要な記号	行間隔、文字間隔を調整する
タグをどうするか	より奇麗な表示	どうやって作るか

　縦書きにした場合でも、その中にタグを入れたい場合があると思います。もちろん、文字の大きさを変えてしまうタグや、強制的に改行されてしまうようなタグは使ってはいけない、ということは、これまでの説明でわかっていると思いますが。
　基本的には、縦書き表示中にはタグは入れない方がいい、ということになるのですが、どうしても入れる必要が出てくる場合もあります。それはアンカータグ。アンカータグの場合には、文字の大きさが変わってしまうことも、強制的に改行されてしまうこともありませんから、とりあえず使っても大丈夫です。
　ただ、使い方に注意が必要になります。
　ご存知のように、アンカータグは<a href=....>から</a>までの間をアンカーとして扱うタグですが、これを横書きのときと同じ感覚で使おうとすると、とんでもないことになります。縦書き表示している場合には、文字の方向は横ではなく縦になりますから（ってあたりまえですが）、アンカータグも、その方向に指定してあげなければなりません。ところが、もともとタグにはそんな発想はありませんから、テキストを作成するときに、無理矢理やってあげなければいけないわけです。
　これも、例を参照してください。

アンカ｜はこうやって入れます
　実際の記述は以下のようになります

　これでおわかりいただけると思いますが、ひらたくいえば、一文字ずつ<a href=....>と</a>ではさんであげなければいけないわけです。
　ここで気になるのが、文字の下に出てくるアンダーラインです。べつに、このままでいい、という方はかまいませんが、気になってしょうがない、という方も、いると思います。残念ながら、この線を文字の横に持ってくることはできませんので、窮余の策として、この線を消してしまうことにしましょう。
　この線を消すためには、スタイルシートを使います。指定の方法は、以下の通り。



    A    {text-decoration:    none;}

　この指定を、スタイルシートに入れてあげればいいわけです。
　ちなみに、このページは、スタイルシートでアンカーのアンダーラインを消すと同時に、色も黒に指定していますので、上のような表示になります。
　スタイルシートによる各種指定の方法は、とりあえずここでは紹介しませんので、自分で調べてみてください。
　とりあえず、ここまでのスタイルシートの指定例は以下のようになります

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