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映画「ハリー・ポッターと賢者の石」 監督:クリス・コロンバス 主演:ダニエル・ラドクリフ |
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2001.12.11
世界的大ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズ第一巻の映画化です。小説の詳しい内容はこちらを見ていただくとして、ってそっちを見ても、例によって内容にはまったく触れてません。考えてみたらうちの「感想文のようなモノ」は、内容にまったく触れないか、ネタをばらしちゃうかの両極端ですね。今回は、小説の方でも映画の方でも、ネタばらしはしていませんので、安心してお読みください。 さて、まず警告しておきましょう。まだ小説を読んでいない方で、これから読もうと思っている方は、映画を先に見てはいけません。本を読むのが好きな方ならば別ですが「有名な作品だから」という理由で手を出そうと思っている方は、必ず小説の方から先に手を出してください。なぜかというと、この映画、非常にできが良いからです。小説のイメージを、かなり正確に再現しています。したがって、先に映画を見てしまうと、絶対に「これでいいや」という気になって、小説を読まなくなってしまうでしょう。実はわたしが危なくそうなりかけたんですが(笑)わたしは、原作を途中まで読んだ状態で映画を見てしまいました。読んだところまではほとんど原作そのままに映画化されていました。 もちろん、多少の端折りや省略、変更なんかはあります。それは決して間違ったやり方ではなく、おそらく映画としては正しい端折りや省略や変更だろうと思われます。 まあ、この作品は作者がかなり口を出したらしくて、それでこれだけ忠実な映画になったのでしょうが、監督や脚本家はそれでやりにくくなかったのかどうか、ちょいと心配なところではあります。 通常は、映像は別にして、お話しやキャラクター設定なんかは、大抵監督や脚本家が多少変えてしまうものです。そうしないと、監督や脚本家の個性が出せないからでしょう。でも、この映画の作り手は、もっぱら映像化に力を入れたようで、映像は完璧に近いといっても良いかもしれません。 特に各種小道具のリアリティは、原作の補強という形で良く出ています。わたしが気に入ったのは「火消しライター」と「ニムバス2000」。どちらも原作では、いまひとつはっきりと形がイメージしづらかったんですが、映画を見て納得。「ニムバス2000」などは、魔法の箒でありながら、ちゃんと「最新型」という雰囲気も出していて、このあたりは小道具製作者の腕の見せどころ。 クイディッチの試合のシーンも、文章で読むよりも映像でドーンと見せられた方が、すんなりと頭に入ってきます。 その一方で、たとえば試合のルールなどは、映画のセリフで説明されるよりも、小説を読んだ方が間違いなくわかりやすい。 つまり、映像として見せる部分に関しては、映画の方が強力なのですが、細部の説明にはやはり原作が欠かせない、と。特に後半の対決にいたるあたり、映像で見せられるとドキドキ感がかなりあります。チェスのシーンは圧巻です。 まあ、ほめてばかりじゃわたしらしくないんで、これからちゃんとけなしますが(笑) まず疑問だったのが、ハリーの母親とペチュニアおばさんとの関係。原作ではハリーの母親が「妹」ということになっていますが、映画では「姉」という字幕が出ていました。まあ、どっちも「SISTER」ですが、どちらかに統一してほしかったですねぇ。字幕の監修を翻訳者がやっているんだから。 それから、ロンは原作では「ノッポ」ということになっているのですが、映画ではハリーと同じぐらいの身長でした。これはなにか理由があるのかな? 特撮は、かなりの数の特撮スタジオが協力していて、どれもみごとです。魔法学校に到着した時の外観は、たぶんたいした特撮じゃぁないんでしょうが、美しさと威圧感の両方を兼ね備えていて、ため息が出ます。小さく見える窓の中で、人が動いたりもしていましたし。ただ、梟の飛び方が気になっちゃって。滑空してるときは良いのですが、羽ばたいて飛んでいるときの、羽ばたきの力加減と梟自体の移動量が、微妙に一致していないような気がして……気にしすぎですかね? あと、これは疑問なのですが、魔法学校の生徒って、人間しかいないじゃないですか。いろいろな肌の色の人種はいるようですが、先生には妖精のようなのもいるのに、生徒はみんな普通の人間に見える人ばかり。こういうものなんですかねぇ? 一年間たった、というのも、少々わかりにくいような気がしましたねぇ。雪のシーンとかで季節の移り変わりを表現してましたけど、なんとなくピンとこない感じです。 まあ、かなりけなしてますが、わたしが細部をけなしているということは、作品としてはかなり面白かったんだ、ということです。 |
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